昭和46年02月16日 夜の御理解



 今日あの、大分支部の共例会ですが。午前中に綾部さんと麻生さんのお父さんですね、お参りして来てから、(?)ご主人が綾部さんに言っておられるのに、「綾部さん。あなたがここにお参りをするようになって、一年間の変わり方が実際目覚しい」と。是を日田んもんが知っとるなら、そうにゃに合楽に参ってくるごとなるでっしょうが」っち。「まぁだあなたが少々変わっちゃるっちことみんなはしらん」っち。
 そして、「もう来る前は悪高かったごたるですね」っち言うてから、笑った訳ですけれど。いわいるそのくらいにやかましかった人らしいですね。それがもう例えばもう人を責めるとか、いわんで済むようになったって事だけでもありがたい。本当にあの言っておられるように「私は人間が好き嫌いが多かったんですけれども、まぁ今でもやっぱり、けれども嫌いな人にも実意を尽くすことに取り組む。
 そして段々ですね、こんだその嫌いだった人が段々こうすっと交わらんでも、それはそのう嫌と言うような感じが少なくなってくるというておられましたが。本当に一年間であれくらいに変わられたんですからね、ほんに今の綾部さんを見たら日田の人が綾部さんをもし見てから以前の綾部さんと、を知っておる人が、ほんに今の綾部さんを見たらそれこそ下に誰でんついてくるじゃろうと言われるくらいにね。
 お互いかわりばえのする変わり方していかなきゃいけませんですね。もう自分たちは、もうその本当に、一つも代りばえがしない感じがするですね。もう極端に言うなら、そのう悪いところが言わば、ないからかも知れませんけれども、やはり実際自分というものを見極めていくと、改まめなんところが沢山あるはずですから、そこを一つ、やはりかわりばえのする改まり方というものを、みつけなきゃいかんと思いますうね。
   どうぞ。